上品なマスカット香と強い甘みが特徴です。
鮮やかな黄緑色のものは強い甘みの中にもあっさりとした後味が続きます。
さらに、熟れて黄色みがかったものはより甘みが増し、「熟成された芳醇な味わい」に変化していきます。
色の違いによって糖度が変わることにも注目しつつ味わっていただけると、皆さんもシャインマスカットマスターになれるかも!
樹があったから。当たり前のように家族がブドウを育てていて、樹がいつも身近にあったからです。
幼い頃は農家になるつもりもなかったのですが、社会人になってからは土日の休みを使い実家を手伝い続けていました。
ある時、古いハウスを片付けるか新しく張り替えるのか、話し合う機会がありました。
父は年齢のこともあり「ハウスを修繕するべきなのか…」と言いました。
そんな父を見て「やろうよ、張り替え。私も手伝うから。」という言葉が口をついて出てきたことが、農業を始めたきっかけの一つです。
無農薬で、樹にも土にも負担をかけないブドウ園にすることが夢です。
当園では来てほしくない虫は手で取ったり、天敵の虫に食べてもらったりしています。
一般に害虫と呼ばれる生き物たちとも、経済的に支障が無い範囲で共存したい。
園の中や、その近くに住む生き物のバランスを保ったまま、より美味しいブドウを皆さんに届けたいです。
ハマキムシの幼虫(害虫)をテントウムシ(天敵)が食べているのを見て、殺虫剤は使いたくないなと思ったことがきっかけです。
無農薬を目指す当園には、様々な生き物が暮らしています。
クモはガを捕まえてくれるし、トカゲやイモリも色んな虫を食べてくれる。
そろそろ農薬を使わないといけないかな…と考える時もあります。
その時に限って目の前にテントウムシが顔を出したり、子供のヤモリがチョロチョロ走り回ったりするので、やはり殺虫剤は使えないと改めて感じます。
現在は減農薬栽培ですが、無農薬をゴールとして日夜挑戦中です。