品種「オオジロ」は、色が白く、地下茎(食される部分)は肉厚で柔らかいことが特徴です。
岡山県倉敷市の連島の土は特別柔らかくレンコンが地中深くまで成長します。
そのため、他県で主流のポンプを使った収穫方法でなく、
人の手と鋤を使って一つずつ掘り起こす必要があります。
収穫は一苦労ですが、地中深くのびのび育つからこそ色白で肉厚のレンコンになっています。
スーパーで売られるレンコンは漂白剤で白さを保つ代わりに、肉質が固くなっているのだそう。
浜田農産のレンコンは、漂白剤未使用で市販のレンコンより早く変色する可能性がありますが、
品質に問題はありません。
皆様にはレンコン本来の色と食感、純粋な美味しさを感じていただきたいと思っています。
連島レンコンは、他のものに比べ甘みがあります。
「レンコンを味で選ぶ!」という方は少ないと思いますが、良いレンコンは甘み・香りがあります。
また、レンコンは様々な姿に「七変化」してくれます。
ホクホクの煮物は王道ですし、揚げたてポリポリのレンコンチップスはお酒との相性抜群です。
浜田さんオススメはすりおろしてお好み焼に入れることだそうです。
いつもよりフワフワであっさりしたお好み焼きができます。
レンコンがあれば、おかずとおつまみに困ることが無くなるかもしれません。
「連島レンコンを育てるという両親の仕事を無くしたくない。」と浜田さんは答えてくださいました。
昨今は若者の農業離れが深刻で、地方は後継者不在の農家さんがほとんどです。
また、レンコンの認知度向上も目標にあるそうです。
浜田さんは「レンコンって何?」と言う同年代の若者に何人か出会ったそうで、「その方々との出会い=自分に出された課題」と受け止め、レンコンの知名度アップを決心したとのことでした。
栽培で気を付けていることは「常に目を向け、愛情をもって接すること」だそうです。
例えば、雑草は手作業で丁寧に除去するとお聞きしました。
除草剤はレンコン自体が枯れてしまい使えないそうです。
植え付け時期の3~6月は特に水量、気温、害虫、施肥量に気を配り、大切に育てているとのこと。
写真にもある通り、純白の花や青々とした葉を見ると、目一杯の愛情を受けて育ったことがわかります。
浜田さんの手で丁寧に育てられた連島レンコンを、是非お客様のお手にとってみてください。食卓にも会話にも花が咲くこと間違いなしです。